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神田千鹿頭神社御柱祭について

松本市重要無形文化財に指定されています。
この御柱祭りは、7年目ごとに卯(うさぎ)と酉(とり)年の千鹿頭神社例大祭がおこなわれる5月3日に合わせて行われます。また、当日までには、3年がかりで儀礼を重ねて行われる祭りです。祭り集団は、各戸から出る当主か若い衆、あるいは、かわりの女性が参加し、氏子総代、町会役員、一般住民で組織された御柱実行委員会の企画のもとに運営されています。
 祭りの儀礼は、仮見立てと木元への手締めと結納(ゆいのう)をして、総見立てと斧入れを行い、綱よりと藤綱つくりの後、伐り倒しをします。薄川(すすきがわ)沿岸地域と同様な木づくりが行われてヤマにおかれます。2年前の春先の祭りの準備で、御柱は道路に運び出され、山出し、中出し、里曳きをします。里曳きの後は、建て御柱までの間、地区の決められた場所に安置されます。安置されていた御柱は、翌年改めて綱縒りと藤綱づくり、采配づくりが行われ、祭りの年の春先には建て穴のマスに合うように木づくりが行なわれ、曳き付けを行い、建て御柱となります。曳き付けの際には長持ちも参加します。

 

   

御柱大祭里曳き